いつものこと
忙しく飛び出し
車のエンジンをかけ
荷物を積み込み二、三回出たリ入ったりしていると
なんだか 足元が気になって
チラリと目をやると
いちりん咲いた紫の可憐な花が目に入りました
ここを借りて5年が経ちますけど
移り住む前からこの狭い玄関の横に きっと毎年咲いていたであろうこの花に
心を向ける時がなかった忙しない暮らしに
少しだけ ゆとりが出てきて
おーい って呼んでる花の声が聞こえるようになったのかな
大好きだった花も
大好きだったカメラも
みんな諦め仕事だけだった事が悲しいかもあるけど これからまた 写真もたくさん撮って 万年写真家の卵を再開できるかな
ちかづいてると
隣にも あるある
雑多さの中に ちっさな可憐花
ありがととう 春なんだ